イケメン(従)兄弟のポケモン対戦考察とか |2012年01月

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追い風+自信過剰


【自信過剰】

 BWから新しく登場した特性「相手を倒すと、こうげきが1段階上がる。」という特性です。

 地震過剰によって攻撃力をアクセルしつつ全抜きするパーティは構築できないものか?という構想があります。そのエース候補が以下のポケモンになります。

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 それぞれに特徴があり、構築の際にメリットデメリットを考察する必要があります。


【ボーマンダ】
 この三体の中で最も種族値が高いことが最大のメリットです。また、逆鱗という高火力一致技があるので一気に押し切れる可能性が高いです。ただし逆鱗入りの厳選が難しく敷居が高いことと、やはりガブリアスメタのついでに刈られてしまう可能性が高かったりしてなんだかんだで動きづらいです。

【ギャラドス】
 三体の中で選出段階で相手に圧力をかけられるのがギャラドスです。三匹の中では天候パーティにもっとも強いと考えられるため選出段階で相手に負担がかかるためです。しかしSの種族値が81となっており砂時にドリュウズが抜けないのがデメリットとなります。また、タイプ一致技の威力が80であり、なおかつ夢特性と逆鱗が両立できず範囲が極めて狭く、火力の面で訴求できていないのも問題点です。

【ワルビアル】
 三体の中で攻撃の範囲が優秀です。地震+噛み砕く+逆鱗で大抵の相手を等倍に持ち組むことができます。ただし耐久値が低いので単体での活躍は難しいことが多いです。




【追い風】

 自分の素早さを4ターンの間2倍にすることができる技です。この技を使うことによって強引に中速のポケモンで天候エースを上から殴りにかかることができます。

 追い風を使うポケモンは出来る限り素早いポケモンが死に際に使うことが望ましいです。こうすることによって追い風持続ターンを稼ぐことができるためです。悪戯心の特性+おいかぜを使うことのできるポケモンはこちら。

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【トルネロス】
 一見して分かるように、単体性能が最も高い事が特徴となります。ジュエルアクロでラティオスを確定で倒すことができる攻撃力を誇ります。デメリットは弱点が上記の地震過剰アタッカーと被り、噛みあわせが悪すぎることです。

【エルフーン】
 やどみがを含めて、悪戯心を生かした嫌らしさを存分に発揮できるポケモン。やはり氷の弱点のせいで、ボーマンダとワルビアルを合わせられずエースの火力が保障されないため、デメリットが大きいです。

【イルミーゼ】
 マイナー中の末路。耐久種族値が根本的に足りてません(65-55-75)。岩の一貫性を考えるとこの中ではワルビアルと合わせやすいポケモンではあります。なお追い風はハイリンク厳選が必要となります。アンコールや壁貼りに加え雨乞いの採用によりギャラドスの火力底上げが出来るかもしれませんし、出来ないかもしれません。




このように追い風+自信過剰は全体的に種族値が不足気味になることと、噛み合わせが悪いことから非常に使いづらいと言えます。。飛んでいるポケモンが多く弱点がどうしても被ってしまう追い風もちとボーマンダですが、これらに対して少なくとも弱点が被らないポケモンを列挙するとこうなります。

245.gif エアームド 457.gif

 スイクンはもっとも種族値が高く単体として安定しますが、追い風後にボーマンダへつなぐ時にロスが生じてしまうのが問題点です。 エアームドも頑丈のおかげでステルスロック+追い風の仕事がしやすいと言えますが、通常のエアームドと異なりSに振る必要があるので長持ちさせづらくなってしまうのが問題点です。ネオラントはとんぼ返りができる点で優秀です。問題点は僕が指摘するまでもなく種族値不足です。

 次回の記事では、ボーマンダ+スイクン、ボーマンダ+エアームドの二種類の配分と考察をしていきたいと思います。(まとまるか不安)
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第18回 鉢巻オノノクス

オノノクス

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種族値:76-147-90-60-70-97
努力値:60-76-12-xx-124-236
実数値:159-194-112-xx-106-147


性格:いじっぱり
特性:かたやぶり
技構成:逆鱗/地震/ダブルチョップ/ハサミギロチン

 ランダムフリーではこいつで逆鱗したり、地震してるだけで勝ちます。S148異常っぽいのは麻痺を撒けばオノノクスより遅くなるのでおkです。ハサミギロチンの採用意図はエアームドピンポイントです。ぶっちゃけ無道以外だったら全ての相手に等倍が取れるので他の技は必要ありません。中堅に対してはオノノクスでいかに前抜きに持っていくかという立ち回りを意識します。

 一般的なオノノクスは竜の舞を積んで全抜きを狙う型ですが、レートでは竜の舞を積んでる暇があまりなく、積んだところで機能停止に持ち込まれることが多いので落とされることが多いので、スカーフや鉢巻などの初動の瞬発力を生かして負担をかけていくほうが環境に適応しているのではないかと思います。ガブリアスとの差別化はやはり型破りとグロスとロトムに対する安定感でしょうか。この二体を意識しない場合ガブリアスでいいと思います。

 タイマンでしたらカイリューにマルスケを貫通できるというメリットもあるのでカイリューに舞われないように慎重に立ち回ればカイリューに対しても役割が持てます。Sは向こうの最速よりも早いので素の状態では安心できます。

【火力】

・逆鱗
→H振りFCロトムが高乱数1発(98%~116.5%)。

→207-140ローブシンが確定2発(68.1%~80.1%)
 オボンやビルドアップがあるため相手にしないほうが吉。

→183-142ローブシンが確定2発(75.9%~90.1%)
 強引な手段なのでやはりローブシンは相手にできない。

→ずぶといB振りラッキー確定2発(64.9%~76.9%)。

→HB特化ブルンゲルに対して確定2発(71%~84%)。
 鬼火食らっても次の逆鱗で落とせます。問題は再生連打。

→HB特化ヤドランに対して確定2発(54.9%~65.3%)。
 十分な火力はありますが再生力を考えると厳しい。

 一般的に物理に対して高耐久と言われるようなポケモンが確定2発圏内に入る程度の火力です。

・地震
→187-153メタグロスに対して(77%~90.9%)。
 シュカ込みで確定二発。冷凍パンチ+バレットパンチ耐え。

→157-140FCロトムまで確定1発。

→HB特化ドータクンに対して確定2発(68.9%~81.6%)

 仮想敵に対して役割を遂行する程度の火力です。逆鱗の通らない鋼タイプにも十分な威力で負担をかけられます。

・ダブルチョップ
→205-143スイクンに対して(22.4%~26.8%)。
 身代わりが中乱数で壊れる。

→153-103キノガッサに対して(41.8%~49.6%)。
 身代わりを破壊してさらに4割のダメージ。


・ハサミギロチン
→エアームドを確1()


【耐久】

A180鉢巻メタグロスの冷凍パンチが低乱数一発(85.5%~101.8%)

A176メタグロスの冷凍パンチ+バレットパンチ耐え

バシャーモの珠飛び膝蹴りが確定一発()

ボルトロスの珠めざ氷が確定二発(73.5%~86.7%)

珠スターミーの冷凍ビーム最高乱数以外耐え(73.5%~86.7%)


【まとめ】
 
 考察は以上です。氷技に対する耐性を強くする点で事故が起こりにくいですが、高火力鉢巻などによるごり押しには気をつけましょうと言った感じです。 

はじめてのランダムフリー (誰得)

 みなさんは、wi-fiをはじめてつないで、フレンド対戦したりランダムに潜ったときのワクワク感を覚えていますか?今回はランダムフリーのお話です。

 ランダムフリーといえば本当にいろいろなトレーナーがいます。何も考えずに好きなポケモンをぶっ込んだり、統一で工夫したパーティやら、レート崩れのガチ勢、中堅どころを上手に使いこなす人…。そんな、色々なポケモンの魅力に触れるのはフリーならでは、と言ったところかもしれませんね。実際、勝ちにこだわるレーティングと好きなポケモンを使うフリーでは棲み分けしている自分がいます。

 さて、今回はランダムフリーで採取した461戦のデータをもとに、KP集計していきたいと思います。

 今回は、「はじめてのランダムフリー」ということで、10勝未満の制限を設けて集計しますwww
 初めてランダムに潜ったときの初々しいパーティ、そしてKPランキングをご覧ください。(集計数67)

【はじめてのランダムフリーKPランキング】

 第十位 

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第十位はエンブオーとゾロアーク。エンブオーの由来はゴウカザルの劣化であるから猿負王と呼ばれることからきているようです。猿負王に生きる道があるのか!? そして同率のゾロアーク。やはり、他のポケモンに化けるという画期的な特性は誰しもがあこがれます。ちなみに僕はゾロアーク構築を何度も考案してはボツにしています。

 そして三匹目は波動の勇者。鋼格闘という固有のタイプと優先度の上がった神速は活躍の機会がありそうです。


 第九位

バンギラス

 みんな大好きバンギラス。しかしバンギドリュを採用しているパーティは一つもありませんでした。格闘技をもらわないように立ち回るある意味上級者向けもポケモンであると思いますが、そこは600族。圧倒的硬さと攻撃力で中堅どころを蹂躙してくれるはずです。
 しかし、フリーでは色々なところから格闘技が飛んでくるのが実情なんですよね。


 第八位

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 みんな大好きイッシュの御三家。イッシュ地方を旅した相棒は初めてのランダムフリーの相棒ともなります。しかし、10勝以内でダイケンキを採用したトレーナーは9人でしたが、全体での使用数はわずか16人にとどまりましたwww


 第五位

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 第五位はこの三体。やっぱりA147とかC145とかブっ飛んだ火力に惹かれるのは性なのでしょうか。マルチスケイルという特性によりほぼ確実に1回耐えるムーミンもこの位置につけています。


 第四位

ガブリアス

 みんな大好きガーチョンプ。絶妙な種族値配分と高火力高命中なメインウエポンの存在。人々はこんな言葉でガーチョンプを崇めるのである。

"Garchomp Is The Center Of Circumstance"

環境の中心であるが故に、一致等倍を耐える指標としてガブリアスの地震と逆鱗は耐久調整の的とされることが未だに多いかもしれないし、多くないかもしれない。


 第三位

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 "けっきょく ボクが いちばん つよくて すごいんだよね"

 を体現したポケモン。鋼という優秀なタイプ、A135の種族値に加え威嚇耐性をもつ。最近はハッサムなどに鋼枠としてのポジションは奪われつつあるものの、未だにパーティの中で重要な役割を持つことはできると思うし、そうでないかもしれない。要するに、スペックは高いのでパーティの中でどう組み込むかによってはまだまだ現役たるポケモンということです。


 第一位
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 堂々第一位を獲得したのは太陽神()と漆黒の冥界竜()。やはりイッシュの高火力特殊アタッカーは使ってみたいと思わせるポケモンなのでしょう。サザンドラカッコいいですからね。うまく使ってやりたいです。


【番外】

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 なお彼は御三家で唯一ランクインせず。あまのじゃく解禁まで雌伏の時を過ごすのでしょう。
 蛇睨みや両壁など厄介な技はそろっており、使い方によってはかなりの活躍を見せてくれることを敷衍しておきます。


【さいごに】

 僕が最初にランダムに潜ったときのパーティを晒します。配分は気が向いたら載せます。変態型多いけど。

031.gifローブシン233.gif123.gif479a.gif171.gif

 第四世代結論のガブバンギグロスサンダースイクンとは互角以上の戦いをしていました。当時ローブシンの評価が極めて低く、鬼火が飛んできたりしてメシウマでしたww また、当時はドリュウズ入りの萌芽と言ってもよい時代で、これがまたローブシンが刺さっていました。

 最近、改めてこのパーティを使うと、ポリ2とローブシンがやはり警戒されます。よってストライクの選出の機会が多いパーティとも言えますね。書いてたら懐かしくなってきたので、このパーティについてオワコンかもしれませんが載せてみようと思います。

第17回 ナッシー育成論

ナッシー

103.gif

種族値:95-95-85-125-65-55

 特殊耐久、素早さをのぞけばなかなかの種族値を持っていますね。夢特性の収穫による無限ナッシーのイメージが強いナッシーですが、一致技の威力が高く攻撃面に優れた草タイプですので葉緑素による単純なアタッカーもなかなか強いと思います。

 素早さの実数値は補正ありだと117、補正なしだと107が最高となります。前者は晴れ状態でスカーフ90族と同速で無補正スカーフガブリアスを抜くことができます。後者はスカーフヒードランくらいまでは抜けます。素早さに補正をかけてもよいですし、エースとして攻撃面を補強するのもありでしょう。

 持ち物は確定数をずらしエースアタッカーとしての機能を高めるいのちのたまを確定にします。レックウザ配布で持っていない人にも朗報です()。

【配分例】
性格:おくびょうorむじゃき
努力値:4-0-0-252-0-252
実数値:171-103-105-177-85-117
攻撃技:リーフストーム/めざめるパワー氷/サイコキネシス/選択

 攻撃技はリーフストームを確定に。ソーラービームも勿論候補に入りますが、ナッシー単体で選出したい場合を考えるとリーフストームを採用したいです。
 めざめるパワーは氷で。草タイプのめざパは対鋼を意識することが多く炎がおおいです。フシギバナやドレディアは炎の印象があります。めざ氷によって積極的に竜に負荷をかけていくことができます。
 3つ目の枠には数多くの相手に対して等倍がとれる一貫性の高い技をお勧めします。ローブシンを意識したサイコキネシスが自然と入ってきます。
 
 のこりの一枠は選択です。

眠り粉:命中が不安ですがこの技も一貫性が高いです。眠り粉を採用した場合、サイコキネシスの枠をゆめくいに変更することも候補に入ります。実際に回してみたところ複数催眠が怖くて眠ったポケモンが居座るケースが多かったですね。ゆめくいについてはもう少し検討してみますが、現段階では汎用性の観点からサイコキネシスを推奨します。

けたぐり:苦手なバンギラスに対する有効打です。こちらが無補正であればHP振りバンギラスがぴったり確定1発になります。

しぜんのちから(じしん):苦手なヒードランに対する有効打になります。ナッシーの持つ攻撃技の相性補完にもぴったりです。


【ダメージ計算】
※基本的にこちら側は無補正で計算しています。

・リーフストーム 
 HDバンギラス 下降補正込みで確定二発。残飯一回回復分は無視できるが、守るを一回挟まれると乱数に。(初動 71.4%~84%)
 205-106スイクン 瞑想を一回積まれた状態で25%乱数。ナッシーに特攻補正をかければ75%の乱数に。
 H振りロトム水 特攻が二段階下がった段階で中乱数。(91%~109.5%)
 
 このように弱点であれば、相手に積まれようが、特攻が下がろうがごり押しできる可能性を秘めています。なんと耐久無振りガブリアスも7割程度で倒すことができるほどです。


・めざめるパワー
 209ガブリアス 確定1発
 耐久無振りヤチェガブ 初動63.9%~75.4%
 耐久無振りラティオス 60.6%~72.2%

 リーフストームとサイコキネシスの一貫性からこの技は四倍竜ピンポイントの要素が強いです。

 
・サイコキネシス
 207-113ローブシン(まで) 確定1発 ≒ほとんどすべてのローブシンを倒せる
 173-150ビリジオン 中乱数1発(90.1%~108%)、ただしビリジオンも珠ダメの反動で落ちる
 197-115サンダー() 確定2発(51.2%~61.4%)
 

 このように非常に火力が高く、この火力を周りでどう補佐していくかがカギとなりそうです。



【立ち回り】
 基本的には、リーフストームが撃ち逃げの性質が強いのでクレセリアというクッションを設けつつ積極的に降臨を狙っていきたいところです。しかし、キュウコンクレセリアナッシーの選出ができない場合が大多数であり、前記事で紹介したダグトリオに日本晴れを搭載したり、クレセリアに日本晴れを搭載してみるなど(スペースねえよ)、ナッシーをエースとして回しやすくする立ち回りが必要となります。
 また、ラティオスなどの全ての技に一貫して通りづらい竜が全体的に重くなるので、鋼枠の採用には慎重を期す必要がありそうです。

第16回 キュウコンクレセ用ダグトリオ

ダグトリオ

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 今回は晴れパのメタに対して強いポケモンであるダグトリオの紹介です。



【晴れパの定番キュウコンクレセ】

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 晴れパにおいて、キュウコンクレセリアの組み合わせは一定の市民権を得ていると思います。
 特筆すべきはクレセリアのもつ「つきのひかり」の回復量が非常に大きいこと。クレセリアの耐久を生かすために、キュウコンは鬼火や毒毒などの状態異常撒きに徹したいところ。


【キュウコンクレセの弱点】

 キュウコンクレセの難点として、天候の上書きが辛いことやドラゴンやウルガモスに安易に起点にしてしまうことがあげられると思います。ラティやガブリアス、ウルガモスにバンギラス。こういった超A級のメジャーポケモンに弱いのは大きなディスアドバンテージではないでしょうか。


【ダグトリオを採用する意図】
 
 こうしたポケモンに対抗するために主に晴れパに採用されるポケモンと言えば、このおっさん。

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 スカーフを持たせ、地震/逆鱗/ストーンエッジ/蜻蛉 などの技構成を持たせることで、これらのポケモンをまとめて対策することができます。

 今回、こうした砂パのテンプレとしてランドロスがいるにもかかわらず、ダグトリオを採用しようとした意図は、バンギラスとウルガモスに対して圧力をかけたかったから。もっと、ぶっちゃけて言えば、晴れエースとしての葉緑素ナッシーの可能性を模索してる中で補完に入ってきたからです。
→マイオナだからとか言わんといて;;

ではスペックから。

種族値:35-85-50-50-70-120
努力値:0-252-0-xx-0-252
実数値:95-137-55-xx-75-189

※今回は耐久個体値を0に調整してあります。性格はS上昇で耐久が下がるものでいいでしょう。

持ち物:きあいのタスキ
攻撃技:地震/ストーンエッジ/きしかいせい/選択

【ダメージ計算】

地震でHP振りバンギラスが確定二発 (56%~66.6%)
地震でヒードランが確定一発。
威力MAX起死回生で同条件バンギラス確定一発 (148.7%~175.8%)
→スカーフバンギラスにSでも優っているので、バンギラスに対しては基本的に安泰です。

ストーンエッジでHP振りウルガモスが確定一発 (122.9%~145.8%)
→交代際に舞われようがこっちの勝ちです。スカーフガモスにやられたら泣いてください。

 このように、特定のポケモンには非常に強い性質を持つのがダグトリオです。HPを1にしてしまえば、起死回生がメインウエポンとなります。

【候補技について】
 
 正直技スペースが足りないくらい入れたい技があります。

ふいうち:CSラティオスに対して確定二発(51.6%~61.9%)
→ふいうちを搭載することでやや強引ではありますが砂パの軸であるドリュウズにもワンチャンもてます。

おきみやげ:自主退場技です。エースの積みの起点を作る点で優秀な技です。

にほんばれ:天候合戦を優位に進めたい場合に。この技を搭載することでキュウコンを選出しない場合でも晴れエースを選出しやすくなります。


【実際に使用してみて】
 
 晴れパのダグトリオは無警戒なのか仮想敵の選出をためらう相手がほとんどおらず、バンギラスウルガモスと言った仮想敵がホイホイ出てきました。バンギラスに対して仕事をするので、後続のガブリアスなどのポケモンにも起死回生で負担をかける場面が多々ありました。
 ただし、キュウコンクレセダグトリオでは、カバドリや雨パに対してランドロス以上に薄いので、他のポケモンで上手に穴埋めしていく必要がありますし、それが晴れ構築の難しい点だと実感しました。

【予告】

 次回は晴れエースとしてのナッシーの可能性を考えてみたいと思います。


では。

相互リンクの紹介ですよ!

 いつもお世話になっています、相互リンクの紹介をします^^
 忘れてたとかナイショダヨ?><
 これからもよろしくお願いします!
 
汎用的なポケモンブログ
 シソーさんが運営してるブログです。鉢巻ビリジオンやいちゃもんパーティ、ニョログドラバンギなど、ガチポケの新しい使い方を模索しているブログで非常に参考になります!


ドナドニア共和国
 ドナドナさんが運営するブログです。最近、楽天のblogからFC2に移籍したようです。パーティの作り方のテンプレを手順に沿って詳しく解説してくれたり、個別考察も配分や運用を分かりやすく解説してます。最初の訪問はノンテイでした。

第15回 ランクルス考察

ランクルス

579.gif

 ファミ通杯でその数を増やし、ガチ環境でワンチャンあるのではないかと思われるランクルス。

種族値:110-65-75-125-85-30

 ランクルスの役割は格闘および受けループの対策。そのため、物理中心に耐久を振っていきたいところです。
 実際受けループを使ってるとグライオンのギロチンワンチャンになることが多々。受けループにバンギラスを入れたくなるとはまさにこのこと。


【格闘ポケモンに対して確定3発に持っていくための耐久指標】

257_20120114192505.gif
 
 考察対象はフレアドライブ。相手が珠持ちだとギリギリ確定2発になる(=一度舞われるとおしまい)。正直しんどい。
 また、格闘ジュエル持ちのバシャーモも存在し、この場合、フレアドライブを耐えるためには以下の努力値が必要になります。補正あり252-172(実数値217-128)。とりあえず、このラインでいいと思います。
(※ご指摘がありこちらのほうが総合耐久ラインが高いということでした。こちらの配分を採用させていただきます。ご迷惑おかけしました。)

639.gif

 考察対象は勿論ストーンエッジ。上記の耐久値で確定3に持ち込むことができます。同様にテラキオンが珠を持っていた場合は20%程度の乱数となるので確実とは言えません。

ローブシン

 火炎玉ブシンの空元気を想定。ダメージ範囲が59.7%~70.6%なので、後出しは無理。

 このようにガチ環境で主に使われている格闘ポケモンに対しては確実に刈ることができるとは言えませんので、ワンチャンでしかないことが分かります。残りをすべてDに振ったとしてもユキノオーの吹雪がギリギリ確定3発にとどまるなど、厳しい運用が迫られます。


【持ち物考察】

 火炎玉:これを持たせることが前提。火炎玉によってキノガッサの処理が非常に楽になりランクルスを軸にサイクルを回すことができるようになります。つまり催眠対策。トリック採用しなくてもこれが基本だと思います。

 ゴツゴツメット:格闘技に対して後出しすることで格闘のHPがモリモリ削れていきます。しかし、上にあげたような耐久値のランクルスにとって試行回数を増やすには工夫が必要です。

 命の珠:アタッカー向け。特性によってデメリットを受けないが今回は耐久重視のため、他に回したほうが良いでしょう。命の珠というアイテムそのものがパーティ内で競合する傾向もあります。


【技考察】

 ということで、今回は火炎玉持ちを想定して作っていきます。

メインウエポン 

 サイコキネシス:基本はこれ。後者だと非火炎玉ローブシンに対して確2に持っていけないです。
 サイコショック:ラッキーに対して打点を持ちたいが気合い玉の採用を控えたい場合。瞑想4積みで確1。

 基本的に命の珠を持たせない限り、上にあげた仮想敵のポケモンを一撃で落とすことはできません。後続の先制技を使うなり、前座で手負いを負わせる必要があります。

積み技
   
 
 瞑想:火力強化と耐久強化を兼ねることができます。一度積めれば後続に対しても優位に立てることが多いです。ウルガモス同様にラティオスの下降流星群を起点にできることは便利なので覚えておきましょう。
 とける:物理に対して決定的に熱くなるが、とけるブルンゲルという特殊耐久上ほぼ上位互換のポケモンがいるためあまり推奨しません。一応カバルドンの欠伸ループを止めて物理耐久を強化してドリュウズに臨むという荒技も可能。
 
 ちなみにトリックととけるは同時遺伝できません。気をつけましょう。
 
再生回復
 
 自己再生:確定技。甘えた火力のポケモンは止まります。

選択候補

 トリック:輝石潰しと言ってもラッキーは瞑想からのサイコショックで処理できるので火傷を負わせ物理アタッカーを止める役割が大きいです。ただしバシャーモとローブシンには刺さらないので、対格闘というより物理全般を見る要素が強めです。汎用性は高いでしょう。

 気合い玉:後出しされそうなバンギラスに甘えを許しません。ただし一撃で落とせないので、後出しから二発当てなければなりません。ラッキーに対して打点が持てるのでエスパー技はサイコキネシスで確定になります。
 
 めざめるパワー炎:よく見るハッサムユキノオーに対して優位になります。

 トリックルーム:大穴。パーティ全体で意図があるならあり。

 積み技を切ってここから二つの技を選択することもできます。


【配分】


努力値:252-xx-172-0-84-0
実数値:217-xx-128-145-116-50
もっとも基本になるであろう配分。上記の耐久指標を満たしつつ特殊耐久にある程度振ることを実現した。


努力値:252-xx-252-0-4-0
実数値:217-xx-139-145-106-50
Aでは柔らかすぎて使いづらいと感じたら。種族値が足りてないのでぶっぱぐらいの心意気でもよいし、実際この配分で救われることもある。


努力値:124-xx-252-0-0-132
実数値:201-xx-139-145-105-67
まさかのS振り。上記の物理耐久ラインを確保しつつ、努力値132をSに全て回したら4振りローブシンなら抜いてしまいますよというピンポイント調整。めざ炎個体で調整すれば最遅ハッサムも抜けてしまうのでアドがとれることも。ただし汎用性は薄め。


 いろいろしんどいことが分かりましたが、起点さえ作れればと言った感じなのでしょう。基本的にヤドランが優秀ですのでどうしてもガッサや受けループがゲロいというときに採用を初めて考えるポケモンだと思います。

ファミ通杯まとめ 目次

 こんにちは。ヒデキです。

 今回は、12月始めに行われたポケモンBWのファミ通杯環境について、数字を使って分析していこうと思います。

 11月末あたりから、レートのデータ集計を行い、相手のレート・日付・パーティをエクセルのほうにまとめていたのですが、ファミ通杯という大会のデータをランダムレートとは別に集めたのでその結果を使って、流行りのポケモンやパーティ構築を複数回にわたり紹介して行きたいと思います。

 このシリーズは、自分を含め、これからレートに挑戦しようといったかたにもなるべく分かりやすく書こうと思っているので、そういった方々への指南書となれば幸いです。

 今回はその前書き、そして目次としてファミ通杯の統計に関するTOP記事とさせていただきます。


 【目次】
 第一回 KPと環境
 第二回 KKPと構築① (バンギムドー)
 第三回 KKPと構築② (バンギドリュ)
 第四回 KKPと構築③ (カバドリュ)
 第五回 受けループを取り巻く環境
第六回 KKPと構築④ (雨)


 【統計の母数について】

 これから数回にわたって使用するデータはファミ通杯期間全日程における411パーティのデータとなります。これはファミ通杯の参加者上限が30000人なので、少なくとも全体の1%強のパーティを集計することができました。
 いわゆるテンプレwikiの流行ポケモン統計に詳しく、統計学的に信頼できる水準のデータ数が掲載されているのでそちらをご覧ください。
 何が言いたいかというと、これから用いるデータは統計学的に信頼できるということです。


 【Special Thanks】
 
 ファミ通杯参加者のご協力があってこれらのデータを集めることができました。感謝の意を込めてここに名前を記載させていただきます。
 コストさん/すえぞうさん/ブルソーさん/MRXさん/モノクロさん

ファミ通杯まとめ KKPと構築 (雨パ)

 今回はニョロトノを軸とした雨パの紹介です。一時期は砂パに刺さるという理由で雨パ全盛を極めましたが、今日の雨パの動向はどうなっているのでしょうか、ファミ通杯におけるKKP集計をもとに考察していきましょう。

【ニョロトノを軸とした雨パの構築】

ニョロトノ


 ニョロトノはバンギラスに比べて単騎での性能は劣るもののやはり永続雨の特性はかなり強力で使用されることはいまだに多いです。


【雨エースの投入】

 ニョロトノで降らせた雨特性の下で動く火力に優れたエースを投入します。

230.gif  ラティオス

 雨下で圧倒的なスピードと破壊力を誇るキングドラさんとなみのりを生かしつつも雨に依存しないラティオスという二枚のエース。このどちらかが採用されます。

雨

 このようにキングドラとラティオスの同居を考えなければ全体の5%程度の人が雨パを使用していることが分かります。

 ではレート1600以上の雨パの使用に関しての表を上げます。

1600雨

 やはり上位層は砂と同様に天候を使用したパーティを使う率が高いと言えます。
 そしてキングドラはドリュウズ同様に基本的には雨環境でこそ真価を発揮するポケモンですので、採用に関しては必ずニョロトノが入ってくるのが特徴ですね。ラティオスは砂にも入ってきますし、ハッサムと合わせてスタン的にしても活躍するでしょう。特殊な構築ではラティライドといった形も存在し、ニョロに依存しないのが特長です。

 上位層での使用も砂パほどではないにしろ一線級で活躍できると判断したトレーナーも多く使用率も5%を超えています。


【テンプレ】

ニョロトノ
ニョロトノ

①スカーフニョロトノ
持ち物:こだわりスカーフ
性格:控えめor臆病
技構成:ハイドロポンプ/れいとうビーム/なみのり/選択
実数値:
a 165-xx-96-158-120-122
b 165-xx-96-144-120-134
c 167-xx-105-139-121-125
    

 スカーフトノには様々な配分があります。火力が高い順に掲載。 それぞれ調整の意図は、
a 控えめCSぶっぱ
b 臆病CSぶっぱ
c 有補正珠ドリュウズ地震低乱数耐え、スカーフバンギ抜き+1

 割と耐久調整するスカーフニョロトノは砂メタとして単体で投入する場合が多いので個人的にはぶっぱ安定だとは思います。控えめにする利点はバンギラスをやボルトロスに対しての打ち合いで勝率がぐっと上がること。デメリットは、スカーフを持たせたバンギラスやユキノオーに先制されてしまうことです。
 ただし初手の偶発対面ならば天候変化をみることでスカーフかどうか知ることもできます。バンギやノオーを後出ししてきた場合も定数ダメージがどちらが先に入るかどうかでスカーフかどうかを判別することができるのは留意しておきましょう。

②水ジュエルニョロトノ
持ち物:みずのジュエル
性格:控えめ
技構成:ハイドロポンプ/れいとうビーム/なみのり/選択
実数値:191-x-103-143-128-94

恐らくこの配分が最安定。ジュエルハイドロポンプでカバルドンを一撃で沈めることができます。
また砂嵐下でもバンギラスに対してハイドロポンプ2発でギリギリ落とせるのがC143となります。

 耐久方面は有補正ドリュウズの珠地震耐えに&砂ダメ耐え、帯ボルトロス10万ボルト高乱数耐え。


 技の選択肢は両者
 気合玉:主にバンギラス
 毒毒:後出しで出てくるブルンゲルやスイクンなどの耐久水
 滅びの歌:ラッキーなどのポケモンに対する圧力。ソーナンスと合わせるとよい

 といった感じでしょうか。


ラティオス
ラティオス

技構成:流星群/なみのり/かみなり/トリック

 説明不要。臆病眼鏡CS。
 永続雨となみのりor雷のシナジーはかなりのものです。キングドラと異なり、単体で活躍しやすいのがメリットですね。居座り意識で竜の波動を搭載してもよいと思います。


キングドラ
230.gif
持ち物:こだわりめがね
性格:控えめ
技構成:ハイドロポンプ/流星群/竜の波動/寝言
実数値:151-xx-115-161-115-137

 こちらも説明不要のCSぶっぱ。珠キングドラの○○調整をことごとくつぶせる眼鏡の火力は素晴らしい。
 単体で選出できないこともないです。トノグドラは水の特殊アタッカーという性質の似た二体であるため運用しづらいので少しでも単体で選出できる可能性を残したいところです。


【レート上位者の雨パ】

ニョロトノ

  +

230.gif149.gif637_20120102171007.gif579.gif638.gif

 これが、ファミ通杯でレート1781を記録しているパーティ。ランクルスとコバルオンの採用が特徴で、受けループにはこの二体の選出が安定しそうです。ランクルスはカバドリの欠伸ループを止めることができ、瞑想の起点になるのがポイントでしょうか。

 こういった特徴的なポケモンを採用しつつも、テンプレに忠実に構築を行っているのが分かります。
 基本的な雨パは先ほど解説した二体に加え、物理竜,鋼枠,格闘枠,炎枠が採用されることが多いものです。
 雨パにテラキオンやバシャーモが積極的に入ってくる理由が良く分かるものです。

230.gif149.gifキノガッサハッサム202.gif

こちらが次点。ファミ通杯ではレート1710を記録しています。ニョロトノとナンスの並びは滅びの歌の存在により相手に圧力をかけることができます。


 そして、トノラティの形態をとるパーティの最上位は

ラティオス149.gifボルトロス376.gif230.gif
なwんwでwキwンwグwドwラwいwるwんwだwよw 

となります。
 かつては雨パに対するメタとしてトノ×ラティという組み合わせが活躍しましたが、現環境ではその組み合わせが活躍することは難しいことを示唆しています。より相手より先に、相手より火力のある攻撃を撃つかという点において雨パのエースはキングドラ安定なのでしょう。どのパーティにもカイリューがいる点も注目です。

 というわけでファミ通杯における雨パの考察でした。

ファミ通杯まとめ 受けループを取り巻く環境

 受けループオワコンのお知らせ?

 KKP集計を取ったとき僕はそれを感じた。受けループの軸であるこの4匹の組み合わせが411パーティの中で一つも発見することができなかったのです。

 113.gif & 472.gif 
       エアームド
     +
488.gif or 080.gif


 ラッキーの耐久力を軸に高耐久のポケモンで固めて、ステロや毒、ゴツメなどの定数ダメージで相手を過労死するそれが受けループパーティ。ラキグライを軸に以下のポケモンを組むことでラキグライムドー、ラキグライムドークレセ、ラキグライムドーヤドランなどの形が取られます。



【ファミ通杯における受けループ】 
 
 この4体で構成されるパーティはおろかラキグライすらKKPが0になる始末となってしまったファミ通杯。
 次にこれらのポケモンが入ったKKPをまとめて載せます。

ループ

 このようにほとんどいないwww(ちなみに統計数は411)

 これらの数少ないこの組み合わせのパーティを全部調べた結果、レート1600以上がほとんどいない、これらのうち3体以上を組み合わせたパーティがまったく存在しないという事実を知りました。これは受けループ完全に息してないwww

 しかし、この中でレート1748を記録したパーティを発見しました。

038.gif080.gif472.gif485.gif638.gif103.gif

 なんだこれww 誰か解説してくれwww
 ヒードランはまさか冷静噴火のヒードランですかwww

 というわけで、このデータは参考にならず、ランダム対戦において受けループという受けループはほとんど存在しないという認識でいいと思います。

 また、上位100人の使用ポケモン20傑においてもランクインしているのがエアームド(7位)とグライオン(18位)だけであり、かつエアームドにはバンギムドーなどの別の型が存在するため、こてこての受けループとして回しているパーティは数少ないと思われます。


【受けループはなぜ採用されないのか】
 
 その理由はいくつか考えられます。
 まず第一に試合が長いこと。30分といった試合時間はザラであり、受けループパーティを使う人の精神力が持たないこと、またリアルの生活が忙しく()長期決戦ではレートランキングに載るだけの十分な試合数を確保できない危惧をもったトレーナーがいたと推察されます。確かに30分もかけた試合を切断なんかされたら受けループ使いのトレーナーも萎えてしまいますね。
 そして、要因の2つ目に関しては切断に絡む問題。切断は被切断でも切断数にカウントされるので、失格の可能性が増えてしまうと危惧したトレーナーがいると思います。

 これが受けループを敬遠した外部要因だと思います。

 また、一手一手の立ち回りでのリスクヘッジが極めて難しいことも受けループを敬遠する理由かと思います。こちらが負うリスクに対して読み勝ったときのリターンが少ない。立ち回りの上でこうした場面に何回も出くわすことから受けループは難しいという点があります。 
 そしてなにより、パーティ対策には受けループ対策のポケモンが必ずと言っていいほど入っておりそれらに対するメタが残りの補完で補えない場合が多いこともあげられます。


【受けループ対策】

 受けループの対策はこれら複数匹のポケモンの弱点を突くポケモンを仕込むこと、これで解決することが多いです。こんなポケモンには要注意。

 ガブリアス 149.gif 

これらのポケモンは積み技を所持し、なおかつエアームドを処理する炎技を持っており対策には十分です。タイマン想定ならクレセリアは机上論上ガブに優位ですが、交代際にガブリアスが積んだりするため、実際の運用でガブリアスに勝てることはなかなかないです。基本的にラッキーの地球投げを身代わりが耐えるポケモンは積極的に起点にしてきます。

 積むと言えばこいつも危うい。

091.gif

 一回積んでしまえば、ラッキーも回復が追いつきません。基本的に珠ボルトロスなどのポケモンも積極的に呼ぶことが多いです。

 あとは逆にハメ殺されるケース。

245.gifキノガッサ


 ノイコウに着想を得て作られた通称ノイクンはかなり刺さっていますし、キノガッサもグライオンと泥になり結局ぎりぎりのところで負けてしまいます。受けループのグライオンは飛行技を採用する余裕がないですし、クレセリアも十分にSに割けません。

 それだけでなく定数ダメージを遮るこいつもしんどい。

579.gif

 とくにランクルスはトリックでラッキー耐久力を落とすことができるなどの数々の打点を持ちますが、こちらがランクルスに対する打点はギロチンぐらいであり厳しい戦いを強いられます。同様にトリックで起点を作ってこようとラティオスも呼びます。

 最後に、これらのポケモンを上手く出すために蜻蛉でこちらのサイクルを崩してこようとこいつが選出されるケースがありますので留意しておいてください。

ハッサム 638.gif


 いわゆるラティハッサムはファミ通杯の結果を読んでも明らかなようにメジャーの中のメジャー。こうした対策ポケモンがどのパーティにもほぼ確実に入ってくるのが受けループの明らかに扱いにくい点です。


【受けループに未来はあるか】

 正直これだけ書いておきながら、受けループが消えることはないと思います。たとえば、ガブリアスが受けループを処理できるのは炎技持ちに限られますし、それはカイリューにおいても同じです。こうしたように受けループ対策のポケモンはたくさんいますが受けループを対策するポケモンに汎用性を維持したいという思惑からなかなか多くのポケモンに絶対数の少ない受けループ対策を担わせることは勇気のいることだと思います。

 また、これらのポケモンは絶対に選出されるので選出が読みやすいということがあります。そいつを出さないと相手は一方的に負けることが分かっているからです。

 こうしたように、受けループの苦手なポケモンをうまく他のポケモンで落とすことが出来たらこちらの受けに回すことができるので、考察の価値はあると思います。

 事実、オフの大会などでは受けループが上位に食い込むことがあるので、完全なオワコンではないと信じています。

 実際に運用するかはまだ決めていませんが考察はしてみたいと思いますね。

 怒涛の二連続更新、おわり。

ファミ通杯まとめ KKPと構築 (ドリュウズ2)

 今回は、カバドリュに関する記事です。KKPについては前回の記事と併せてご覧ください。

 カバドリュとは言わずもがな、この二体を組み合わせて構築するパーティの事です。


カバルドン  &  530.gif
 

【カバルドン×ドリュウズ】

 カバルドンは基本的に欠伸連打によるドリュウズの起点作りとしての意味合いで、当初起用されていましたが、最近では欠伸ループを止めるための「カバドリュメタ」が多く、この勝ち筋のみで勝つことは決して出来ません。周辺のポケモンでそう言ったポケモンを駆逐しつつカバドリュを動かしやすくするというのが基本となります。


【テンプレ】

カバルドン

カバルドン

① 慎重カバ
持ち物:たべのこし
性格:しんちょう
技構成:じしん/あくび/ステルスロック/選択
実数値:215-132-139-xx-136-57

 これは、カバドリュの初期に見られた形です。いかに欠伸ループに持ち込んでドリュウズに行動猶予を持たせるかといった立ち回りを優先されたものです。S57は最遅ユキノオーより1だけ素早さが遅い値です。Sの個体値を10-11に設定します(通常のS31でも可)。

② 腕白カバ
持ち物:ゴツゴツメットorオボンのみ
性格:わんぱく
技構成:じしん/あくび/ステルスロック/選択
実数値:212-132-162-xx-118-67

 現在ではこっちのほうが有名ですね。慎重カバルドンはラティオスのあらゆる技を耐えることができますが、このカバルドンはラティオスの眼鏡流星群をギリギリ耐える程度の特殊耐久まで妥協しています。しかし、このカバルドンは大きく物理耐久に割くことができるのが特長です。この配分により相手のドリュウズをカバで処理できる程度の物理耐久が確保できるようになりました。持ち物は、根性ローブシンなどの格闘勢に強く見たいならゴツメ、後出しから安定してカバルドンを投げて仕事させたいならオボンを持たせるとよいと思います。

※選択肢について
ほえる:ラッキーなどの小さくなるや、みがまも戦術を意識するなら。
氷の牙:地面技との相性補完。ドラゴンに対して打てるが欠伸による起点作りを意識するため使用機会は意外とないかもしれないです。

ドリュウズ

530.gif

持ち物:いじっぱり
性格:すなかき
技構成:じしん/いわなだれ/みがわり/つるぎのまい
実数値:185-205-80-xx-86-140

 「いかに全抜きするか。」これだけを意識します。カバルドンで作った流し際の1ターンで立ち回りを決定します。身代わりがなくても強引に積んで前抜きを狙えそうな場合は強気に剣の舞。耐久に薄いor十分な蓄積があると判断なら舞わないで身代わり選択でいきます。身代わりを張った状態で剣の舞を積めれば理想なんですが、ね。

 耐久にチョイ振ってA166ハッサムの蜻蛉を身代わりが耐える「実数値:189-198-84-xx-86-140」なんてのもありますが、火力が損なわれるのでこのあたりは各自の判断にゆだねます。



【カバドリュの対策】

 最近ではカバドリュに対してのメタが激しくなっています。主要な対策ポケモンはこいつらです。

479b.gif ローブシン

 ローブシンはカバルドンがゴツゴツメットを持っていない限りこの二匹を処理できます。
 水ロトムは眼鏡orねむカゴでカバルドンの起点を処理できます。こいつが怖いためにイトケ持ちや襷持ちカバルドンが使われることすらあります。ドロポンのクソ外しに注意してください。ちなみに二匹を処理するまでドロポンを3発連続当てる可能性は51.2%。ロトムだけに依存するのは危険です。


 カバルドンの欠伸連打を止めて自らの起点にしてしまうポケモンはこいつらの天敵です。

 キノガッサ  472.gif

 特にグライオンは選出の段階で圧力をかけられるため、これらのポケモンを見ると選出をためらってしまうでしょう。(グライオンが実際に来るかどうかは選出時点で読んでください)
 カバドリュはそれぞれ単体で起用することが難しい傾向にあり(腕白カバなら選出する価値もある)、それだけで選出を制限してしまうデメリットもあるので、これらのポケモンを安定して処理するには構築で工夫が必要です。


 あとは耐久水に注意。ドリュウズ一舞でごり押しできることもあるので、強気にいってもいいですね。

245.gif ブルンゲル♀

 あとは不意なところから飛んでくる挑発やカゴのみやラムのみ、天候変化には注意しましょう。


【レート上位者のカバドリュ】

 カバドリュにはラティオスを搭載してカバドリュラティの形をとることが多くのテンプレで語られることが多いです。では、ファミ通杯のKP集計からどういった構図が出てくるでしょうか。


カバルドン    530.gif
 
            +

380.gif 214.gif 637.gif 233.gif

 なんとこのパーティが今回のデータで最上位。レートは1707でした。面白いのはテンプレのラティオスではなくラティアスの採用と、ポリゴン2との受け回し。カバルドンはゴツメを持たせればローブシンも相手をできるのでと合わせて受け回すことも出来そうですね。

245.gif 637.gif ガブリアス 460.gif



 カバドリュの形でレート1650以上を獲得できたのは、なんとこの2パーティのみでした。このことからもカバドリュに対する逆風はやはり強いものと考えられます。そんななかで健闘したパーティはカバドリュウルガという水の一貫性を無視した極めて攻撃的なパーティ。この二匹では上記にあげた水ポケモンを処理できないので残りのポケモンで対応を取っているのが分かります。

また、先日発表された上位100人のKPを見る限り、バンギラス4位、ニョロトノ6位、ユキノオー11位に対しカバルドンが17位とカバドリュが動かしづらい環境にあるのはやはり事実なようです。
しかし、カバドリュは前記事の表を見るとファミ通杯で5%にあたるトレーナーが使っているという事実が確認できます。これは出くわす数でいえばバンギドリュよりも多くまだまだ環境において完全消滅したとは言えるものではないので、対策を怠ることはないようにしたいものです。


【さいごに】
 
 あれ、このパーティ強そうじゃないですかwww 実際強いですぞww

両壁アグノム+バトンサクラビス

遅くなりましたが明けましておめでとうございます。
最近よく回しているPT(といってもまだほんの数日間ですが;;)を紹介。某所で潜っていたら素晴らしい組み合わせを見かけたので、これを基調とし自分なりに組んでみました。まあ要はパクリですねゴメンナサイ。配分は一応オリジナルです(

   アグノム  +   サクラビス


この組み合わせ。アグノムで場を作り、サクラビスからエースにバトンをつなぎ無双、という至ってシンプルな戦術ですがこれがまたお互い絶妙にマッチし合っていてビックリ。とりあえず各種解説。


アグノム

持ち物  メンタルハーブ

技    リフレクター 光の壁 ステルスロック 挑発

実数値  167-××-91-××-105-183

・無補正A極振ガブリアス(182)の逆鱗耐え

・無補正C極振ラティオス(182)の流星群耐え

場作り専門。ユクシー等と決定的に異なる性質はラティを上回る素早さ。トリック持ち眼鏡ラティに対して最低でも2度動くことができます。攻撃技を切っている分挑発に弱いので持ち物はメンタルハーブ安定。エルフーン、ボルトロス等に挑発返しをすることができます。壁+挑発さえ決まれば十分に仕事をしたといえます。ただ置き土産等で自主退場できないのが少々痛い。


サクラビス

持ち物  白いハーブ

技    ハイドロポンプ 冷凍ビーム 殻を破る バトンタッチ

実数値  155-××-126-149-108-97

・C極振ラティオス(182)の流星群耐え

アグノムに場を作ってもらった後に降臨。壁+挑発が効いていれば安全に破ることができます。いざとなればそのままアタッカーとしても機能することもできる意外と器用な子。ただ兼アタッカーとして見るのであれば若干数値が足りないのでCSぶっぱでの起用も一考だと思います。


さて次はエース枠について。相手がどのようなPTであれ、破りバトン後に3タテできるような火力を持つポケモンが必須となります。その候補が


149.gif ローブシン ガブリアスボルトロスキノガッサ


こいつ等。竜は言わずもがなですね。キノガッサは火力こそ他のポケモンに劣るものの、水タイプとの良好な相性補完からサクラビスからバトンを貰いやすく、そこから全抜き態勢に持っていくことが可能です。
この中で特に是非とも組み込んでおきたいのがカイリューとローブシン。それでは残りの2匹も含めて解説です。



カイリュー

持ち物  命の珠

技    逆鱗 地震 神速 火炎放射

実数値  167-204-115-108-120-132

・ASぶっぱ。

エースその1。バトンが成功すれば殆んどすべてのポケモンを確1に。特に2ランク上昇+珠神速の火力は凄まじいものがあります。同系統のガブリアスに比べ特性のおかげで繰り出しやすく、また、神速によって相手から上から叩かれる心配がないのが偉いところ。しかしながら単体で見れば火力不足が否めず、バトン失敗時に備え竜舞を持っておくといいかもしれません。



ローブシン

持ち物  火炎玉

技    ドレインパンチ 空元気 ストーンエッジ マッハパンチ

実数値  181-211-115-××-85-97

・ASぶっぱ。

まさかのASローブシン。このPTで一番のお気に入り。準速にすることでバトン後にラティオスやボルトロスを抜けるので3タテ出来る可能性が非常に高まります。カイリュー同様に先制技の縛り性能も見逃せない点。バンギムドーヤドランのような一見めんどうな並びもまとめて突破することが出来ます。



ラティオス

持ち物  拘り眼鏡

技    竜の波動 波乗り 置き土産 トリック

実数値  155-××-101-182-130-178

・CSぶっぱ。

先発要員その2。トリックで起点作り、置き土産で強引にサクラビスに繋いだり。波動採用は相手に起点を作る隙を与えないため。実際は殆んど選出しないです。



ハッサム

持ち物  オボンの実

技    蜻蛉帰り バレットパンチ 剣の舞 羽休め

実数値  177-150-132-××-133-63

・最遅。

・眼鏡ラティオスの雷をオボン込で2耐え

相性補完。正直この枠は誰でもいいと思います。竜の一貫性、特にカイリューが怖いので今回はハッサムを入れてみました。こいつもほとんど選出しません。


アグノムサクラビス149.gifローブシンラティオスハッサム


選出パターン

アグノム+サクラビス+カイリューorローブシン

アグノム、サクラビスはほぼフル選出。砂にはローブ、雨にはカイリューをエースに構えます。ぶっちゃけ使っていてなんかもう作業ゲ感がすごいです() アグノムが爪痕を残し、サクラビスがエースに無事にバトンを渡せばほぼ確実に勝ちを収めることが出来ますが、逆に妨げられてしまえば勝ち星が遠くなってしまいます。その中で臨機応変に立ち回ることが出来たらなと思いました。あとは、アグノムと竜が開幕で対峙すると結局択ゲになってしまうことも課題です。つまりラティハッサム選出ももう少し考慮に入れようよということですね。



とりあえずASローブシンさんマジイケメン。

カバドリュ+ナットレイ

今日は我の考えた最強のカバドリュ構築を披露するのですなwww




カバルドン530.gif598.gifn373.gif637_20120102171007.gif214.gif






カバルドン

カバルドン

性格:いじっぱり
特性:すなおこし
持ち物:こだわりハチマキ
技構成:じしん/ストーンエッジ/こおりのキバ/ばかぢから
努力値:60-220-228-xx-0-0
実数値:191-176-167-xx-92-67

珠カイリューの一舞逆鱗耐えかつA210火炎玉ローブシンのドレインパンチを2耐えするような物理耐久を確保していますぞwww
ついでに補正ありマンムーの氷柱落としまで耐えてしまう耐久力を確保しているんですぞw 偶発対面で甘えたマンムーを逆に刈る事が出来るんですぞwww
残念ながら役割論理の定番である火力方面全振りは実現できなかったものの、カイリューに対して確実に後出しから刈れる点は評価していいと思いますぞwww


 
ドリュウズ


530.gif

性格:いじっぱり
特性:すなのちから
持ち物:いのちのたま
技構成:じしん/いわなだれ/シザークロス/おんがえし
努力値:108-252-0-xx-148-0
実数値:199-205-80-xx-104-108

カバドリュのドリュウズは砂掻き以外ありえないといったのは誰ですかなwww役割論理の理から鑑みれば、砂の力は自明ですぞwww
しかし、残念ながら、ドリュウズを使うくらいならハガネールを使うほうが役割論理的には役割を持てるのですなwww
今回はカバドリュ偽装のヤーティですから、カバドリュによって相手の選出を縛る役割を持ってもらうのですぞwwww
努力値は珠ダメ最小ですぞww ラティオスの眼鏡流星群も二発耐えますぞwwwしかし珠ラティの波乗りは低乱数で落ちてしまうので立ち回りは安定しないのですなww


ナットレイ

598.gif


性格:ゆうかん
持ち物:くろいてっきゅう
技構成:ジャイロボール/パワーウィップ/タネマシンガン/大爆発
努力値:252-252-0-0-4-0
実数値:181-160-151-74-137-24

こいつ単体で雨を止まらせてしまうほどの性能を持っていますぞww カバドリュが苦手な水ロトム・ニョロトノ・ブルンゲル・スイクン・ユキノオーらをまとめてみてしまうのですぞwww
異教徒のノイクンとやらもタネマシンガンで余裕で突破してしまうのですなwww
あまり強気に居座るとめざ炎で焼かれてしまうので注意するのですぞwww それでもユキノオーのめざ炎ぐらいなら余裕で耐えますぞww
でもサイクルを崩壊させないように警戒は必須ですなwww



ボーマンダ

373.gif


性格:れいせい
持ち物:竜の牙
技構成:流星群/大文字/ドラゴンダイブ/寝言
努力値:244-4-4-252-4-0
実数値:201-156-101-178-101-108

マンダは冷静HC以外ありえませんぞwwww
異教徒のステロを考えてHPは奇数にしておいたのですなwww
キノガッサには寝言ですぞwww


ウルガモス

637_20120102171007.gif


性格:ひかえめ
持ち物:こだわり眼鏡
技構成:オーバーヒート/虫のさざめき/暴風/めざめるパワー氷
努力値:244-xx-8-252-4-0
実数値:191-xx-66-205-126-120

眼鏡を持たせたオーバーヒートの威力は絶大で、特化カバルドンを乱数で沈めてしまうほどの火力なのですぞwww
蝶の舞はありえないwww 格闘勢には暴風ですぞwww サイキネだと沈める事の出来ないハリテヤマを沈めてしまうのですなwwwギャラドスが重いことがあるのでめざめるパワーは電気でもいいですぞwww



ヘラクロス

214.gif


性格:いじっぱり
持ち物:毒毒玉
技構成:インファイト/メガホーン/ストーンエッジ/シャドークロー
努力値:252-252-0-xx-4-0
実数値:187-194-95-xx-116-105

毒毒玉ヘラクロスといえば状態異常に強いことで採用することがありますなwww
シャドークローはブルンゲルに刺さりますぞwww
異教徒のレベル1頑丈が怖い時はみだれづきを採用すればいいですなww




論者から言うとこんなパーティはヤーティではないと論破されてしまいそうな点もありますぞwwww
しかし、役割論理的にパーティは構築しているとは言ったけれども、このパーティはヤーティと言ったことはないのですなww

このパーティは異教徒が主に使用するカバドリュに偽装することでカバドリュに対するメタポケを選出させる圧力をかけ相手の選出の選択肢を狭めるのがコンセプトなのですなwww

一般的な、カバドリの呼ぶ相手に与える圧倒的負担がメタポケとしての働きをして、後ろのナットレイおよびその補完のウルガモスやボーマンダと言ったポケモンが動きやすくなるんですぞwww 


※現実※
高火力を受け回され積まれて上から殴られて終了

このパーティ紹介はいわゆるネタですぞwww

ご利用は計画的になのですぞ。
鵜呑みにする以外ありえないwww自分で考えて勝ってこそのポケモン対戦ですぞwwww
某考察wikiのオマージュなのですぞw










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しかし、マンダウルガ納豆+カバドリュは相性補完でもそれなりに優秀なので、実際に構築してみる価値はあるかもしれませんしないかもしれません。

このパーティを見たらまさかヤーティもどきだとは対戦相手は決して思わないはずなのでそこの立ち回りでアドバンテージがとれるかもしれないですね。

もっと立ち回りの上手い人に扱ってもらいたいものです。

ファミ通杯まとめ KKPと構築 (ドリュウズ1)

 今回もKKPに関する考察を述べていきたいと思います。
 今回は砂を軸とした、いわゆる砂パでも、バンギムドーという受け回しを軸とした構築とは対極をなす「起点を作って全抜きを狙う」というスタンスの砂構築についてです。

 相手の隙を突いて全抜きを狙うという考え方は第五世代においてもっともメジャーな考え方となりました。その原因となったポケモンがこれ。

ドリュウズ

 砂環境においてSが二倍になるという砂掻きという特性に加えA135という圧倒的な種族値に剣の舞という攻撃上昇の積み技。砂嵐の状態でドリュウズが剣の舞を使う事が出来れば、全抜きは容易いでしょう。つまり、ドリュウズに如何に全抜きさせるかという大前提のもとで構築するというのがドリュウズ構築のキモと言えるでしょう。


バンギドリュカバドリュとは】

 主にドリュウズ構築には二種類存在します。ご存じの通り、バンギラスで砂を撒くバンギドリュ(バンドリ)とカバルドンで砂おこしするカバドリュ(カバドリ)。

バンギラス ドリュウズ

カバルドン 530.gif


 今回はKKP集計でバンドリュとカバドリュがどのような頻度で構築されるか、表で見てみたいと思います。

バンド理


 ファミ通カップをバンギドリュの組み合わせで挑んだトレーナーが3.65%、カバドリュの組み合わせで挑んだパーティが5.11%となりました。
 カバドリュの特長はカバルドンがドリュウズの全抜きを補佐する点で、バンギラスより優秀だという事です。ステルスロック、欠伸ループなどの存在は相手にすると実に厄介ですし、ドリュウズに火力強化系のアイテム(珠・ジュエル)を持たせる余裕ができるのはカバドリュの最大の魅力であります。
 しかし、カバドリュのデメリットもあります。それはカバルドンを単体で選出しづらいという事です。6匹から3匹を選出するこのゲームにおいてカバルドン・ドリュウズの2匹の選出を強要することは戦術の幅を狭めてしまう要因でもあります。
 一方バンドリュはカバルドンに対してドリュウズの起点は作りづらいものの、バンギラスの単体性能の高さからドリュウズに依存しない勝ち筋の構築が容易となります。ドリュウズを相手の選出を縛るいわゆる見せポケとしての役割を果たすことのできるのもバンドリの優位点です。詳しくは兄貴のバンドリ構築をご覧ください。

 図を見て明らかなように、「カバルドンを入れたパーティを作る」=「ドリュウズを活躍させる」であることから、カバルドンを入れたパーティの8割はドリュウズを採用しています。
 一方で「バンギラスを入れた砂パを作る」というときに、ドリュウズが入ってくる割合は22.7%であることから、バンギ入り砂パには必ずしもカバルドンは入ってきません。これはやはりバンギラスの単体性能が(ry(バンギラス信者の戯言)
 いずれにせよ、今回統計に表れた39匹のドリュウズに対しバンギラスとカバルドン併せて36匹であることから、ドリュウズというポケモンは砂パでこそ活躍すると考えてよいでしょう。(以前考えた耐久振り虫ジュエルドリュウズ()については今度載せますww)

1600バンドリ


 続いて、例によってレート1600以上に限定した表。
 レート1600以上のKKPを参照しても分かるようにカバドリとバンギドリュのどちらが優秀かという甲乙はつけがたいという事、そして、カバルドンを採用する=ドリュウズを採用する以外ありえないですぞwwwという事が分かりますね。(素)
 ちなみに役割論理に則ると鉢巻HAヤリュウズ以外ありえないwww 砂掻きはありえないwww 砂の力ですぞwww


【バンギラス×ドリュウズ】

 バンギドリュ構築のバンギラスにテンプレは基本的に存在しないでしょう。なぜなら、それがバンギドリュの強みだからです。とはいってもバンギドリュの均衡を取るという観点から「ドリュウズを活かす」バンギラスならば特殊が多いように思います。バンギラスでドリュウズの地震圏内まで削って最後に無双するのが一応テンプレですね。
 とりあえず、バンドリを回す際には、ドリュウズの地震を耐える相手を削るって最後に抜くという意識を一貫して持ちましょう。



【テンプレ】

バンギラス
 

バンギラス

 
持ち物:こだわりスカーフ
性格:おくびょう
技構成:悪の波動/冷凍ビーム/大文字/岩技
実数値:183-138-132-137-122-124

 バンギラスをスカーフにすることで、ガブやキノガッサ、ボルトロスなどの普段相手に出来ないポケモンを相手にすることができるのが強みということです。でも物理型のような圧倒的性能はないのでその活躍範囲は環境メタに限られる気がします。(つまり本来のバンギラスの持てる役割は持ちづらいという事。)


ドリュウズ

ドリュウズ


持ち物:きあいのタスキ
性格:いじっぱり
技構成:地震/岩雪崩/シザクロor燕/剣の舞
実数値:185-205-81-63-85-140

 こいつはASぶっぱが一番強いですね(虫ジュエルワロスwww)。ミラーの機会が多かったり、ミラー処理が重い場合は陽気がいいと思うけど、個人的には襷を持たせる以上は最低限の火力確保したいし、どうせミラーでも相手が陽気なら五分五分なのだから意地っ張りでも安定できる構築を作りたいと思う。

 
 しかし、バンギドリュには致命的な欠陥があります。それは格闘に圧倒的に弱い事。格闘を刈りつつドリュウズを活躍させるのははパーティ構築者の腕にかかっております。というわけで、バンギドリュで勝つ人の構築を学んでいきたいと思います。



【レート上位者のバンギドリュ】

 兄貴のガーネットのバンギドリュ構築は個人的には気に行っているのですが、その考察は控えるとして、今回はファミ通杯におけるバンギドリュ構築の例を見ていきましょう。 


バンギラス ドリュウズ


 &

479b.gifn373.gifハッサム637_20120102171007.gif


 
 今回はこれが最高レートでした。12/8(大会二日目)で、1690。やりこみすぎだろwww

キノガッサブルンゲル♀エアームド149.gif


キノガッサ 245.gif エアームドラティオス



 これがファミ通杯におけるバンドリ構築のトップ3です。
 基本的にドリュウズ+砂起動の弱点というと相性補完がしづらいため相性補完から組むと相性補完を完成しきれないという兄貴のお言葉を体現したかのように勝ち筋をいくつもねじ込んでいるのがレート上位者に共通する点だと思います。
 例えば、キノガッサは単体でもパーティを崩壊させることができるポケモンが起用されるなど、「積極的に勝ち筋をもぎとる」といった言葉が見事に体現されています。

 ちなみにトップ3と書きましたが、上から二つ目はバンギムドー構築のほうでも2位に入っていました。(ドリュウズを活かすような構築に見えるので書いてないけど)

つまり、バンドリュにエアームドを仕込むのが今のトレンドなんですねwww

 カバドリュ考察まで書くつもりだったのですが、文章量が膨大になってしまったので次に回したいと思います。

 では。


 

ファミ通杯まとめ KKPと構築 (バンギムドー)

 あけましておめでとうございます。
 今年度初の記事は、ファミ通杯のKKPとパーティの構築について書いていきたいと思います。


【KKPとは?】
 組み合わせ被りポイントの略。 よくあるポケモンの組み合わせがどの程度の組み合わせで現れるかをみるもの。


【バンギラスを軸とした砂パの構築
 砂天候の効果としては、毎ターンごとに1/16の定数ダメージ、岩タイプの特防が×1.5がメインなものとしてあげられます。
 この効果によって、種族値以上に単体性能を上げているのがこいつ。

 バンギラス

600族という種族値と岩タイプによる特防の補助により、努力値配分によっては本来弱点であるウルガモスに対しても強気に出れたりします。
また、A種族値134からの鉢巻による打ち逃げ運用や、特殊型、スカーフ型などバンギラス自体の型の多さは魅力であり、ひとえに砂パといっても様々な勝ち筋を構築できます。

 そこで、バンギラスと組み合わされることが多い勝ち筋のKKPを見ていきます。

【バンギラス×エアームド】

バンギラス エアームド

 俗にバンギムドーと言われる構築。某有名ブロガーがこれを書いてエアームドが見直されたとかなんとか。今の時代はインターネットで環境が変わるんですね()。
 友人は、フリーで以前からエアームドを使っていたらしいのですが、「最近のガブリアスは炎持ちが大杉うぜえ」と嘆いていました。以前はガブリアスに炎技を採用しないパターンが多かったのですが、最近は炎技搭載が一般的になってきたということだと思います。

 バンギムドー

 この表の解説を加えつつバンギムドーファミ通杯でどのくらいみられたかを分析していきます。
 まず、バンギラスとエアームドという組み合わせを採用したのが411パーティのうち13。これは、全体の3.1%に当たりました。
 「割合(行)」はバンギラスを採用した全てのパーティのうちバンギムドーの組み合わせを採用したパーティの割合、次に「割合(列)」はエアームドを採用した全てのパーティのうちバンギムドーの組み合わせを採用した割合です。

 つまり、エアームドをパーティに入れる際はバンギラスと入りやすいけれども、バンギラスを入れるときは必ずしもエアームドが必要ではないということです。これはバンギラスの多様性を表します。

 ちなみに、レート1600以上でバンギムドー構築を採用した人の統計はこちら。

 1600バンムド

 これをみると、エアームドを使う人の8割がバンギラスと合わせるということ。これはガチ環境においてエアームドはバンギラスと組み合わせてこそ活躍すると判断する人が多いということです。
  
 つまり、強い人は弱い人よりバンギムドーを使うということですww


【テンプレ】

バンギラス
バンギラス

性格:慎重
技構成:岩雪崩/噛み砕く/毒毒/守る
持ち物:食べ残し
実数値:207-155-133-××-160-85



エアームド
エアームド

性格:図太い
技構成:燕返し/ステルスロック/鈍い/羽休め
持ち物:ゴツゴツメット
実数値:172-102-209-××-90-92

 これがよくあるテンプレと言えます。
 勿論二匹で相性補完を完成させるのは無理なので、残りでバンギムドーが苦手なポケモンの面倒をみるというスタンスが構築の基本です。

 この二匹だと、ブシンに代表される格闘のごり押しや、ヒードラン、ガブリアス、水ロトムあたりが重そうです。
 

【レート上位者のバンギムドー】
 
 バンギムドーでレート上位を維持する人はどのように使っているのかは気になるところです。 
 ここで、レート1600以上の7構築はどのように構築しているのか見ていきたいと思います。

 バンギラスエアームド
           &

ガブリアス ローブシン i_rankurusu.gif  003.gif

この構築が一番今回の統計でレートが一番高かったパーティ。レートは1721。上記にあげた弱点を補完で解消している様子が分かりますね。

ガブリアス サンダー i_rankurusu.gif 257.gif

ガブリアス ラティオス 479b.gif 485.gif


 これがトップ3。つまり、バンギムドーを組む際はボルチェンの一貫性を止めるためにガブリアスの採用が一般的流れというのが分かります。
 また、ガブリアスの採用により、電磁波砂のギミックも交えることができそうなので、構築を考えるのは面白いかもしれませんね。
 以前に比べてムドーに対するメタが激しく、バンギムドーの活躍は難しいかもしれません。しかし、エアームドは相手の選出を制限する力は十分にあるので、これからも第一線での活躍が見込まれるでしょう。


次回は、ドリュウズエースの砂パの考察です。

Appendix

プロフィール

ヒデキとガーネット

Author:ヒデキとガーネット
ブログはじめました。

兄:ガーネット
理系・BWシングルガチ勢
弟:ヒデキ
文系・BWシングル害悪勢

以上の特徴を踏まえ考察をご覧ください。

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